看護師として多くのお宅に訪問する中で、ペットちゃんに関する多くの質問を受ける機会がありました。
そういった質問に答えることができるように、多くの書籍を読んだり、知り合いの獣医さんの話を実際に聞くことで知識・経験を深めてきました。
one’s LIFEでは私がこれまで培ってきた知識・経験を元に、ペットちゃんが少しでも幸せに暮らすことができるための情報をご紹介していきます。
愛犬のひどい夜泣きに困っていませんか?
とくに、夜から朝まで続く夜泣きは、近所迷惑になっているかもしれない、と気に病んでしまいますよね。
そこで、この記事では夜泣きの原因や対処法、対策(防音)グッズなどをご紹介していきます。
目次
愛犬の夜泣き【原因】
夜泣きの原因には、以下のようなものがあります。
- 寂しくて不安になる
- 十分な運動ができず、ストレスが溜まっている
- トイレに行きたい
- 汚れた寝床をキレイにしてほしい
- ご飯がほしい
- 病気や、体調が悪い
- 視覚や聴覚の衰えや、体の痛みがある
- 生活リズムのずれ
愛犬の夜泣き「注意点」
とくに、シニア期を迎えてからの夜泣きでは、脳疾患や認知症などが考えられるため、一度獣医さんに診察してもらうようにしましょう。
愛犬の夜泣き「やってはいけない対処法」
愛犬が夜泣きをしているときに、叱るのはNG。
たしかに、叱ると一時的に夜泣きは止まります。
しかし、叱られることでさらに夜泣きがひどくなってしまうという、悪循環に陥ってしまう危険があります。
愛犬の夜泣き【年齢ごとの対処法】
愛犬の夜泣きの対処法は、年齢によって異なります。
夜泣きは、飼い主に何かを求めているときにする場合が多いですが、病気の可能性もあるので、愛犬の体調をしっかりと確認してあげましょう。
夜泣きの対処法「子犬の場合」
子犬の場合は、欲求不満や甘えたい場合が多いため、一緒に過ごす時間を増やして、不安や欲求不満を取り除いてあげることが大事です。
具体的には、以下のようなことをすることで、夜泣きがおさまることがあります。
- 一緒に寝てあげる
- 散歩以外で十分な運動をする
- 飼い主の匂いがついたアイテムを与える
このように、子犬が夜泣きをしている場合は、意識的に不安や欲求不満を取り除いてあげることが大切なんです。
そのような事態を防ぐためにも、不安や欲求不満を取り除きつつ、一人でも過ごせるようなしつけをしていくことが大切です。
子犬の夜泣き「無視することも大事」
子犬が夜泣きをする場合は、無視をすることも大事です。
具体的には、サークルやクレートに入っているときに、子犬が吠えたり鳴いたりしても扉を開けないことです。
そのようなことをしてしまうと、吠えたり鳴いたりすれば外に出られると学習し、夜泣きの原因になってしまいます。
夜泣きの対処法「成犬の場合」
成犬の場合は、夜泣きの原因をしっかりと考え、愛犬が求めていることに答えてあげることが大切です。
また、成犬の場合では、椎間板ヘルニアなど痛みが原因による、夜泣きの可能性もあるので注意が必要です。
愛犬が求めていること(一例)
- 散歩してほしい
- 思う存分体を動かしたい
- ご飯・水の量が足りない
- もっと甘えたい
- 体の不調がある
夜泣きの対処法「シニア期の場合」
シニア期の場合は、認知症の進行や、脳疾患などにより夜泣きがはじまる場合が多いです。
とくに、認知症の場合は、ご飯を食べたことや、散歩に行ったことなど、自分のしたことを忘れてしまい夜泣きをしてしまうことがあります。
シニア期の場合は、このようなことを踏まえ、優しく声をかける・体に触れる、要求(助け)に答えてあげるなど、愛犬の状態にあった適切な対処をしてあげる必要があります。
シニア期の夜泣き「防音対策」
認知症での夜泣きの場合は、根本的な解決が難しい場合が多く、周辺の人へ迷惑になってしまう場合があります。
その場合は、鳴き声を抑えることができる、犬用防音ゲージなどの導入を検討するようにしましょう。
愛犬の夜泣き【3つの対策方法】
愛犬の夜泣きの対策には、以下の3つのものがあります。
安心させてあげる
夜泣きの原因が、欲求不満や甘えであるなら、愛犬を安心させてあげることが大切です。
愛犬を安心させてあげるためのアイテムとして、効果大なのが「匂い」です。
具体的には、飼い主の匂いがついたTシャツや上着、タオルなどを用意してあげるのがいいです。
一緒に寝てあげることができるなら、定期的に一緒に寝てあげましょう。
怖くない空間を作る
愛犬の中には、怖いという感情から夜泣きをすることがあります。
とくに、静かすぎる環境や、暗い環境を怖がる場合があります。
その場合は、アナログ時計の音を聞かせてあげたり、ほんのり明るい環境を作ってあげると、夜泣きがおさまることがあります。
ペットシッターをお願いする
年齢や性格にも応じて個体差はありますが、一人で過ごす時間が多いと不安を感じてしまうワンちゃんもいます。
とはいえ、仕事や家のことなどをしていると、すべての時間を愛犬に向けるのは現実的ではありません。
その場合は、ペットシッターをお願いして、愛犬が一人で過ごす時間をなるべく少なくしてあげるのがオススメです。
獣医さんに相談する
いろいろな方法を試しても、夜泣きが一向によくならない場合は、一度獣医さんに相談しましょう。
もしかしたら、なんらかの病気で夜泣きをしている可能性があります。
夜泣きの対策グッズ【犬用防音ゲージ】
とくに、シニア期の愛犬で、認知症や脳疾患が原因による夜泣きの場合は、夜泣きを止めることが難しいことが多々あります。
その場合は、家族だけでなく、周辺に住んでいる人への迷惑になってしまうため、防音対策が必要になります。
そこでオススメしたいのが、オーダーメイド工房の「犬用防音ゲージ」です。
夜泣きの対策グッズ【犬用防音ゲージの特徴】
オーダーメイド工房で作られている、犬用防音ゲージは2つの特徴があります。
ヒノキで作られている
オーダーメイド工房で作られている、犬用防音ゲージはただの防音ケージではありません。
リラックス効果があり、日本の気候にも適している木造(ヒノキ)にこだわり、ペットの家としてしっかりと作られているんです。
防音犬小屋「ヒノキの特徴」
ヒノキは、耐久性に優れ湿気や腐敗に強いだけでなく、抗菌効果・防ダニ効果が高いという特徴があります。
快適な環境
犬用防音ゲージには、通常8〜10畳で使用する吸気排気システムが使用されているため、閉ざされた空間でもいつでも新鮮な空気が確保されています。
また、丁寧に研磨をすることで床に段差をなくし、小ネジなどもすべて埋め込んでできているため、愛犬がケージ内でも快適に過ごすことができます。
防音犬小屋【料金】
オーダーメイド工房の犬用防音ゲージは、全部で4つの種類から選ぶことができます。
サイズ | 価格 | |
犬用防音ゲージ | Sサイズ | 169,800円(税抜) |
犬用防音ケージ | Sサイズ(片側面アクリルタイプ) | 179,800円(税抜) |
犬用防音ケージ | Mサイズ | 189,800円(税抜) |
犬用防音ケージ | Lサイズ | 219,800円(税抜) |
愛犬の夜泣き【まとめ】
とくに、認知症や脳疾患などの場合は、対処できない場合が多く近所に迷惑がかかってしまうことがあります。
そういった場合には、防音犬小屋を利用するなどして、みんなが過ごしやすい環境を作ってあげることが重要です。